百日珈琲 1
- 著者
- 高 妍
- 出版社
- KADOKAWA
- シリーズ
- ビームコミックス
- 発売日
- 2026年10月09日頃
- ISBN
- 9784045002809
- 定価
- ¥1,012
日本と台湾にルーツを持つ少女・シャオミン(小明)は、亡き父の故郷・台湾で大学生活を送るため、住み慣れた日本を離れ海を渡った。しかし、身寄りのない地での部屋探しは難航し、入学式を前に途方に暮れてしまう。 行き場を失った彼女が迷い込んだのは、台北(タイペイ)の歴史が静かに息づく集落・宝蔵巌(バオツァンイェン)。ガジュマルの木の下に佇むカフェ“百日珈琲(ひゃくにちコーヒー)”--蝶の標本で彩られたその店には、「訪れた者の悩みを解決してくれる」という都市伝説が囁かれていた。店主のモン(孟)と不思議な猫・斑斑(バンバン)が営む同店は、単なる憩いの場ではなく、人々の脳に眠る“夢と記憶の研究所”。 「亡き父はなぜ、夢を通して私に語りかけてくるの?」 「答えは、あなた自身の記憶に眠っている」 ーー2000キロの海を越えて日本と台湾を旅する蝶“アサギマダラ”が繋ぐ父との記憶に導かれ、シャオミンは“記憶の宮殿”を辿る、切なくも温かい“心の時間旅行”を始める。 本作を紡ぐのは、デビュー作『緑の歌 -収集群風ー』で瑞々しい青春を描き、作詞家・松本隆、作家・村上春樹から熱い賛辞を寄せられた高妍(ガオ・イェン)。前作『隙間』では『このマンガがすごい!2026』オンナ編第2位、第55回日本漫画家協会賞【まんが王国・土佐賞】受賞、第30回手塚治虫文化賞・マンガ大賞ノミネート、フランス・ACBDアジア賞2026ノミネートと、世界から注目を集める新鋭です。 記憶と夢を巡る、すこし不思議で、とても愛おしい台湾・ヒューマン・ファンタジーが今、静かに幕を開けます。 ◎WEB漫画誌『コミックビーム:Q』公式X @COMIC_BEAM_Q