降り積もれ孤独な死よ(11)
- 著者
- 井龍 一/伊藤 翔太
- 出版社
- 講談社
- シリーズ
- イブニングKC
- 発売日
- 2025年12月23日
- ISBN
- 9784065419946
- 定価
- ¥792
「お前も目暮(めぐれ)が狙いか」── 黄金の三角地帯(ゴールデン・トライアングル)を仕切る 反政府組織の首領サン・ハックが 十三(じゅうぞう)への警戒を露(あら)わにした時 アメリカのC.I.A.がハックの拠点を急襲する。 彼らの狙いも、目暮のクローン技術だった。 混乱に乗じ、ジャングルに逃げる十三と中泉(なかいずみ)だが C.I.A.が連れてきた殺し屋のアシュバが立ちはだかる。 死闘の末、彼女の悲しき過去と因果(いんが)を断つ十三。 しかし、瀕死の重傷を隠していた中泉も倒れ 実は自分は公安の人間であり、十三の正体と目的を 最初から知ってここに導いたと、告白して死ぬ。 アジトに着き、犬山秀二(いぬやましゅうじ)のクローン そして自分のクローンと戦い、ついに対峙した目暮は 完璧なクローン──「ジュン」を生み出したと誇るが 直後、C.I.A.工作員の造反によって消されてしまう。 全てが終わった虚しさの中、降り積もった死を思い 十三は誓う。「生きて罪を償(つぐな)う」と──