ほどけぬもの
- 著者
- 祐木 すずこ
- 出版社
- 小学館
- シリーズ
- ビッグ コミックス
- 発売日
- 2026年07月30日
- ISBN
- 9784098640720
- 定価
- ¥770
「戦争」は生き延びた男を離さなかった。 戦争は終わった……それが地獄の始まりだった。 終戦を迎え、激戦地から母国へ戻った海軍兵士・八重崎充。 しかし、彼の心に平穏が訪れることはなかった。 変わり果てた故郷を歩き、言葉を失う八重崎。 そこで彼を待っていたのは、思いもよらぬ家族の姿だった。 そして、彼自身もまた、誰にも語れない罪を抱えていた。 生き延びたことが罰となり、眠れぬ夜を繰り返す日々。 過去に囚われながら、八重崎は問い続ける。 ーーあの日、自分は何を守り、何を失ったのか。 八重崎充の戦後に、希望はあるのか。 戦後80余年。 忘却の時代に“戦争と罪責”を改めて問い直す。 【編集担当からのおすすめ情報】 「平和の国の島崎へ」「ミハルの戦場」 原作者 濱田轟天氏、推薦。 PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会 代表 黒井秋夫氏、絶賛。 「我々の戦後は傷を癒すところから始まった。しかし80年以上経った今もその傷は我々を蝕んでいる」 「平和の国の島崎へ」「ミハルの戦場」原作者 濱田轟天 「主人公の苦しみは、PTSDに人生を翻弄された私の父と重なり、強く胸を打たれた。戦闘は終わっても、戦争は終わらない。戦争を過去のものにしないために、多くの方に読んでほしい。」 PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会 代表 黒井秋夫 第一話 戦渦の錨 第二話 波間の洗濯板 第三話 マニラの戦友達 第四話 罪禍の余波 第五話 末期の情 第六話 悲愴の溺者 第七話 ほどけぬもの