恐怖新聞オリジナル完全版(Vol.2)
- 著者
- つのだじろう
- 出版社
- かや書房
- シリーズ
- アケボノコミックス
- 発売日
- 2026年08月28日頃
- ISBN
- 9784911636091
- 定価
- ¥5,500
昭和の怪奇とオカルトが、今夜もあなたのもとへ届く。 午前零時、どこからともなく配達される「恐怖新聞」。 そこには、これから起こる事件や怪異が、恐るべき正確さで記されている。しかも、一日読むごとに百日ずつ寿命が縮まってしまうーー。 恐怖新聞に取り憑かれた少年・鬼形礼が、逃れようのない怪異と死の予告に立ち向かう、つのだじろうの伝説的作品『恐怖新聞』。「オリジナル完全版」第2巻では、怪談、呪い、分身、心霊現象、雪男、古代文明、百物語、怨念の炎など、昭和の時代に一大ブームを巻き起こした怪奇とオカルトの世界が、次々と繰り広げられます。 自分と同じ姿をした人間が現れる分身の恐怖を描く「自分と自分」。日本怪談の最高峰を新たな視点で描いた「真説四谷怪談」。雪山で若者たちを待ち受ける戦慄の「山小屋の怪」。古代エジプトの眠りを破った者に襲いかかる「ファラオの呪い」。百本のろうそくを囲み、怪談を語る者たちに異変が起こる「百物語」。そして、人間の怨念が炎となって燃え上がる「うらみの火が燃える」--。 昭和の人々を熱狂させたオカルトの数々を、まるで一冊に総まとめしたかのような、多彩で濃密な内容です。単なる恐怖だけではなく、科学では説明できない現象の背後に潜む、人間の欲望、執念、悲しみまでも描き切った、昭和怪奇漫画の金字塔。オカルトブームを知る世代には懐かしく、初めて読む世代には新鮮な恐怖をもたらします。 本書は、この伝説的作品を、週刊誌連載当時の姿にできる限り近づけて復刻する豪華版です。 判型は、連載誌であった『週刊少年チャンピオン』と同じB5判。もともとの原稿はこの大きさで読まれることを前提に描かれているため、従来の単行本サイズでは伝わりきらなかった、つのだじろう先生の筆致、緻密な構図、画面いっぱいに広がる迫力を存分に味わうことができます。 連載時にカラーだったページはカラーで再現し、各回の扉ページも収録。さらに、これまでの単行本では未収録だったエピソードも加え、すべてのセリフを新たに打ち直し、連載当時の熱気とムードを大切にしながら、現代の印刷技術と上質紙によって、より鮮明で読みやすい誌面を実現しました。 第2巻の巻末解説を執筆するのは、「Jホラーの父」と呼ばれる映画監督・鶴田法男。日本の恐怖表現を知り尽くした鶴田監督が、『恐怖新聞』の魅力と、後世のホラー作品に与えた影響を読み解きます。 版元であるかや書房は、つのだじろう先生の単行本も刊行した曙出版を関連会社に持っています。その歴史と縁を受け継ぎ、本書はかや書房から「アケボノコミックス」レーベルとして刊行します。 昭和のオカルトブームを象徴する名作を、連載当時の大きさと迫力で味わうーー。 『恐怖新聞』を愛するすべての読者に贈る、決定版です。